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ヨゲンノトリは、特許でよみがえる!?

山梨には、江戸時代に、ヨゲンノトリがいてコレラを予言したそうです。

「暴瀉病(ぼうしゃびょう)流行日記」部分
(山梨県立博物館かいじあむ蔵、頼生文庫)

如図なる烏、去年十二月、加賀国白山ニあらわれ出て、申て云、今午年八・九月の比、世の人九分通死ル難有、依テ我等か姿ヲ朝夕共ニ仰、信心者ハかならず其難の(が)るべしと云々
(現代語訳:図のような烏が、去年の12月に加賀国(現在の石川県)に現れて言うことには、「来年の8月・9月のころ、世の中の人が9割方死ぬという難が起こる。それについて、我らの姿を朝夕に仰ぎ、信心するものは必ずその難を逃れることができるであろう」。)

是熊野七社大権現御神武の烏ニ候旨申伝、今年八・九月至テ人多死ル事、神辺不思議之御つけ成
(現代語訳:これは熊野七社大権現のすぐれた武徳をあらわす烏であると言われている。今年の8月・9月に至り、多くの人が死んだ。まさしく神の力、不思議なお告げである。)

このヨゲンノトリが「ヨゲンノモモ」として復活し販売されているそうです。

日本農業新聞
https://www.agrinews.co.jp/p51497.html

UTY テレビ山梨
http://www.uty.co.jp/news/20200727/7749/

実は、この桃にヨゲンノトリを描く技術は、特許が取得されているということで調べたところ、山梨県が特許権者となっている以下の特許第6716808号が見つかりました。疫病退散に特許も参画?してますね~(^-^;

特許公報はこちらからご覧ください。

特許情報プラットフォーム J-Plat Pat
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-6716808/6B5641DB1F3FA9C5BC92D7CD3EF813BB3B56F913CD66151EC12C11E74543ED4B/15/ja