秘密保持契約を含む知財保護の指針案を作っているんですって!
サンケイビズに中小企業庁が中小企業の知財保護の指針案を作っていることの記事が掲載されておりました。
https://www.sankeibiz.jp/macro/print/200925/mca2009250500004-c.htm
大手企業が、中小企業の技術を勝手に使ったり、技術の提供を強制するなどがあるということで、その対応策として指針案を取りまとめるとか。
しかし、いくら「秘密保持契約」のひな型を策定したり、独金法上の注意喚起をしたりしても、大手は自分のロジックで、生き残りをかけて、中小企業の虎の子を狙ってきそうです。
ビジネスルールに従わない大手の横暴を防ぐには、中小企業にとって、本当に役立つ知財戦略をつくり、それを実践できる専門人材が必要になってくると思います。このような人材抜きには、中小企業の「指針」は、絵に描いた餅で、その実現が難しいでしょうね~。
手前みそですが、当事務所代表のような大手企業の知財を経験した人材が初めて、このような専門人材となれると思います。