現代の恐竜とは？

最近、私が入手した　❝メガ・リスク時代の「日本再生」戦略　「分散革命ニューディール」という希望❞　飯田哲也／金子勝著　株式会社筑摩書房（2020年9月15日）発行には、以下の指摘があります。　https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480017147/　

「これまで何度も言ってきたように、もはや基幹エネルギーは、原子力でもなければ石油や石炭でもありません。再生可能エネルギーなのです。これは世界的な潮流です。にもかかわらず、日本政府も、大手電力会社にも、自分たちの失敗たちの失敗をほおかむりして、独占対利益をむさぼるために、いまだに原発や火力発電にしがみついています。さながらその姿は、現代の恐竜です。あまりにも巨大化してしまったために、時代の変化に対応できず、立ち往生しているようにも見えます。」（P199）

電力関係について、日本は、このまま、ガラパゴス化してしまうのでしょうか？

現政権は、ケータイ料金を下げることに注力しているようですが、今、日本がメスを入れるべきは、そのような些末な話ではなくって、ポストコロナを見据え、サステナブルな世界を創造するために、エネルギー政策であって、速やかに成すべきことは「エネルギー転換」ではないでしょうか？　

それが出来ないと、ますます、日本は、グローバルな競争にも、ついていけないことになりますよね　(-_-メ)