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最近悔しかったこと!!

内容証明郵便って、使ったことありますか?

会社に勤めていた時には、弁護士から内容証明が届くなんてことがそれなりにあり、受け取っても、何ら驚くものではなかったですが、個人でこれを突然受け取ると、ビックリ!~さー大変!!という事態になってしまうこともあろうかと思います。

この内容証明を送ることは、弁護士などの先生に頼まなくても、ご自身でできますし、次のチャートのように、最近は、ハンコ不要で完全に電子的手続きで完結します。勿論、相手に送られるのは、紙媒体であり、ご自身にも謄本(写し)が配達されてきますけれども。

https://www.post.japanpost.jp/service/enaiyo/

ところで、内容証明に関わる業務は、次のサイトでも説明がされている通り、行政書士ができる「権利義務に関する書類の作成」のひとつです。

Foresight 行政書士通信講座
https://www.foresight.jp/gyosei/column/certification-of-contents/

でも、行政書士は、紛争性のある案件については、弁護士法と抵触するおそれがあるため、取り扱うことができません。いわゆる「非弁行為」というもので、行政書士などが手を出すと火傷をする「業際問題」というヤツです。

このサイトにも「紛争性がある案件の場合には、丁寧に説明をしてお断りするか、弁護士を紹介するようにしなければなりません。」とある通り、私も、今回、担当案件を、親身になって進めていたのですが、泣く泣く知り合いの弁護士さんをご紹介し、後はお任せという対応をとりました。

悔しかったら、弁護士になれ! ということですかね~ ( `ー´)ノ