3年間に4回の著作権法の改正が!
ITメディアに、小寺信良氏が、最近の度重なる著作権法の改正について、まとめてくれておりました(汗)。
ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/05/news073.html
2018年(H30年)の著作権改正:
- デジタル化・ネットワーク化の進展に対応した柔軟な権利制限規定の整備
- 教育の情報化に対応した権利制限規定等の整備
- 障害者の情報アクセス機会の充実に係る権利制限規定の整備
- アーカイブの利活用促進に関する権利制限規定の整備等
2018年(H30年)のTPPを根拠とした改正:
- 著作物等の保護期間の延長
- 著作権等侵害罪の一部非親告罪化
- アクセスコントロールの回避等に関する措置
- 配信音源の二次使用に対する報酬請求権の付与
- 損害賠償に関する規定の見直し
2020年(R2年)の著作権改正:
- インターネット上の海賊版対策の強化
- 著作物の円滑な利用を図るための措置
2021年(R3年)の著作権改正:
- 図書館関係の権利制限規定の見直し
- 放送番組のインターネット同時配信等に係る権利処理の円滑化
詳細は、各記事や、当サイトの記事(2020年8月12日付、2021年7月11日付)をご参照ください。ところで、「産業財産権法(特許法等)」について、毎年改正が行われていますが、「著作権」もそれに負けじと、改正を続けております。利用する側にとっても、よくなっているんでしょうね?