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昨今の動き($・・)/~~~

明治、大正、昭和と日本は戦争をやり続け、結局、太平洋戦争で敗戦を経験して平和になったのですが、またぞろ台湾有事に備えて、自衛隊の軍備を増強し、さらに、憲法まで改正して戦争のできる「普通の国」になろうとしているようにしか思えません。

ここに一冊の高校生向けの本があります。そのタイトルは、「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」です。

https://www.asahipress.com/bookdetail_digital/9784255004853/#:~:text=%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%82%82%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%80%8C%E6%88%A6%E4%BA%89,%E3%81%A0%20%7C%20%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%20%7C%20%E6%9C%9D%E6%97%A5%E5%87%BA%E7%89%88%E7%A4%BE

この本の中には、戦争に理屈をつけて、人々がそれを肯定的にとらえてしまうことが載っております。例えば、「『この戦争は明るい。〔中略〕平均に幸福と不幸を国民が分ちあっているという気持ちは、支那事変前よりも国内を確かに明るくしている。大東亜戦争直前の重っ苦しさもなくなっている。実にこの戦争はいい。明るい。太平洋戦争は、日中戦争の時代と違って明るい』と続きます。太平洋戦争は日中戦争の時代と違って明るい、こういっている。これに尽きる・・・」とあります(p337)。

ひとは、戦争という狂気にとりつかれ、理屈をつけてそれを肯定をし、その結果、戦争礼賛に陥ってゆきます。いままた、台湾危機ということで、日本は、戦争に一歩ずつ近づいていくのでしょうか? 私は、まっぴらごめんですね。およそ、良い戦争というのはなく、戦争は、すべて悪です。兵器とは人殺しの機械であって、原爆などはもってのほかです。

争いを避けるは、交渉(外交)であります。どうあっても、人々の生活を破壊する戦いを始めることではありません。