1.日本国民は、正義と秩序でなりたっている国際平和を心底大事やと思って追い求めていくで。国とか政府とかが権限ふりかざして戦争はじめたり、武力使って威嚇したり武力つこたりするちゅうのは、世界のもめごとを解決するためには永久に棄てましたねん。
日本国憲法 大阪おばちゃん語訳
2.ほんで、さっきの戦争を永久に棄てましてんという目的を達成するためには、軍隊とか戦力はもちまへんで。ほんで戦争する権利は認めまへんで。
これは、日本国憲法第9条「戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認」の条文を、大阪のおばちゃんこと法学者の谷口真由美氏が、次の本で大阪弁に「翻訳」されている文言です。また、その「解説」も大阪弁で明快になされています。(なお、9条に限らず1条からほぼ全条に亘り大阪弁での「翻訳」と「解説」とがあります。)
このほど、某国が他国をコントロールしようと軍隊を使って攻めてきました。この21世紀になってもこのような外交交渉によらず武力任せで他国を攻撃することは、あきれ果てる行為です。その結果、いつの時代も「戦争」の被害は、無辜の民にまで及ぶということは明らかであって、その辺のやくざやチンピラの喧嘩以下のものであります。いかに崇高なきれいごとを述べ、大義名分を語ろうとも、「戦争」は人殺しでしかありません。「武器」は人殺しの道具でしかありません。
せめて、日本で生きる人々は、このおばちゃん語訳の日本国憲法を読んで勉強して、平和を願い続けたいものです。