谷口真由美氏の”おっさんの掟「大阪のおばちゃん」が見た日本ラグビー協会「失敗の本質」”の中に、上記表現はあります(164頁)。
ラグビーには、何の興味も持っていませんが、オッサン社会でこれまで生きてきた私が、オッサンであり続けないようにするためには、示唆に富んだ話が書かれてありました。
次のような「令和のオッサン」にならないよう、心してこれから生きてゆくべきと考える次第です(本書166-167頁)。
- 上司や目上の人間の前では平身低頭。組織からはじき出されたくないので、とくに「ムラの長」には絶対服従。しかし部下や下請けなど立場の弱い人間にはとにかく高圧的。
- 口癖は「みんながそう言っている」「昔からそうだよ」「それが常識だ」という3つの思考停止ワード ― 理屈ではなく、慣例や同調圧力で部下を黙らせる。
- とにかく保守的。ITをはじめとする新しい技術や価値観には無関心。部下や若手からの提案に対しては「リスクが大きい」「誰が責任を取るのか」と否定から入る。自分が退職する日まで”勝ち逃げ”できればいいので、組織が退化してもいいと考えている。「若い人のために一肌脱ぐ」なんてことは地球最後の日が来てもやらない。
- そのくせ「アレオレ詐欺」の常習犯。人の功績、部下の功績は自分の手柄。会社になんの貢献もしないわりに、目の前の帳尻を合わせて上司の機嫌を伺う要領の良さばかりある。