司法の劣化!-怒。
昔、社会科の教科書で三権分立のことを習いましたが、今は、司法があたかも行政のコントロール下にあるような判決が出ました。ほんとに、裁判官は司法官僚に成り下がっているようです。
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220617/k10013675841000.html
その解説は、つぎのYouTube 番組の②でも取り上げられております。
「円安・物価高」岸田の無策!! 参院選、それでも自民か? WeN20220618
https://youtu.be/nIXtvh1Lia4?t=2898
今回の最高裁判決は、次の通りにまとめられています。
そもそも、「予見可能性」について、判断を出さないという姿勢は何なんですか! よく行政訴訟では判断しないといったことが起きますが、おかしいこと極まりないです。
今回、四人の裁判官のうちの一人の三浦守裁判官は、国には責任があったとする反対意見を述べたということで、それだけが救いかもしれません。
この判決は、次のサイトにありますが、三浦守裁判官の反対意見は、25頁からかなりの部分を占めています(賛成意見よりもボリュームが多い―まことにオカシイ判決ですが、三浦守裁判官の反対意見が、後続の裁判判決での主流意見になってほしいというものです。)。
裁判所 裁判例結果詳細
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=91242
とにかく、原発事故が起きても、何ら国の責任を認めないなら、原発再稼働をするなと言いたいですね!!さらに、この裁判を戦った馬奈木厳太郎弁護士が出席されたYouTube番組もあります。
【白井聡 ニッポンの正体】原発事故はまた起きる!最高裁、驚愕の無責任判決
ゲスト:馬奈木厳太郎さん
https://www.youtube.com/watch?v=dIljdGNGO9s
この番組の後半で出てくる「司法制度改革」にまで及ぶ議論はとても参考になります。