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なんと、女子高生が「付箋(ふせん)」の特許を取っている!

次の記事があります。

YAHOO!JAPAN ニュース
「忘れないように復習できる!?」 神戸の女子高生が考案した付箋が、画期的すぎた
特許も取得し海外での販売も視野に
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a364635675102dbadcf24f730933964770361d0

調べたところ、それは特許第7057055号で、特許請求範囲の請求項1は次のように記載されていました。

【請求項1】
 付箋紙本体と、前記付箋紙本体に接続され、前記付箋紙本体から順次切り離し可能な複数の切離部とを含む付箋紙を備え、
 前記切離部のそれぞれには、前記付箋紙が被貼付体に貼付されている状態において視認可能であって、学習の開始時点からの経過時点を示すタイミング情報が示されている表示領域が設けられ、
前記表示領域のそれぞれには、先に切り離される前記切離部の前記表示領域に示されているタイミング情報が示す経過時点よりも後の経過時点を示すタイミング情報が示されている、
 学習用付箋。

また、図面の図5は次のようになってます。

この学習(復習)のタイミングは、具体的には、翌日(ある月の1日に勉強したら、2日)、1週間後(同じく8日)、4週間後(同じく29日)ということのようで、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが提唱した、人間の記憶の忘却曲線に基づいているとのこと。

そして記事によれば、すでにその発明は商品化されていて、海外展開も狙って、外国特許出願も行うとのこと。 スゴ!!

https://maidonanews.jp/article/14652681?p=26923356

更に、調べてみたら、商標登録第6589243号で「エビングハウスフセン」を第16類付箋の指定商品で、商標も権利化されておりました。

女子高生ご本人(樫原優衣さん)の力と、周りの人(クラスメイトや親御さん、そして代理人など)の力に敬服します。個人でもいい発明は取得できるという、いい証明ですね!  

しかし、やはり復習を繰り返しやらないと暗記したことは頭に定着しないんですね。学校のテストや模試は、その復習の機会を与えていると考えればいいのかも(そもそも、点数や順位が問題ではないはず)。独学で、頭に定着しないのは、思い込みが修正されないことと、復習の機会を自ら作り出していないことかな~(反省!!)