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リニア新幹線のシールドマシンが動かない!?

リニア新幹線ですが、2022年8月10日の東京新聞の記事によれば、「調査掘進は昨年10月に始まり、今年3月末までに北品川非常口の南西に300メートルにわたって深さ40メートル以上の地下トンネルを掘る予定だった。同社によると、土が取り込みにくくなったのは2月。このため3月、約50メートルまで進んだところで掘削機を止めたという。」とのことです。

東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/194868

https://www.tokyo-np.co.jp/article/194868

そして、「掘削機の速度を上げると掘削土の量が増えるため、添加剤を追加する必要があるのに作業員が怠っていた」ということで、「経験不足があったと言わざるを得ない」とのこと。

同じく、「9日、準備作業を進めていた愛知県春日井市の「坂下西工区」でも掘削機の一部が故障していた」、具体的には、「コンクリート壁を掘り始めたところ、刃の一部が欠けて作業を停止した」とのこと。

新工法を活用するのに、経験不足というのは織り込み済み(想定の範囲内)で進めないといけないのに、東京都調布市の住宅街の陥没事故といい、今回の操作ミスやら機械の故障といい、お粗末の極みですね。日本の土木工事の技術レベルが落ちているんじゃないですかね?

すでに利用価値の低くなってきた「リニア新幹線」なるものがちゃんと予定通りに出来ないなら、早々に工事のリセットを考えるべきじゃないですかね?