そもそも技能実習生の扱いがおかしい!!
最高裁が、とある事件の上告審で2023年2月24日に弁論を開くというニュースがあります。弁論は判決を変更する際などに開かれる手続きで、執行猶予付き有罪判決が見直される可能性があります。
東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/218967
熊本のベトナム人技能実習生(リンさん)が死産した双子の遺体を遺棄したとして、「死体遺棄罪」に問われて、1,2審で有罪判決を受けたことの最高裁の審理です。
そもそも、技能実習生は、妊娠したら、祖国に帰されるということが、そもそも、おかしいわけです。次に、孤立している彼ら・彼女らの行動をその立場にたって考えるということが、行政も、司法も、マスコミも、そして周囲の人たちも、行われていないことが問題です。
リンさんが、死産した双子の遺体を自室の段ボールに入れていたことが、「死体遺棄」となってマスコミがロクに検証もせずに「大事件」にしてしまい、これまでの地裁、高裁の有罪判決となっているわけです。警察権力も然り、検事、判事など、この国の法律家も然りで、何を見て、彼ら彼女らを裁いているかが問題です。
死産は、犯罪ではないです。死体遺棄という犯罪を生み出しているのは、この国の問題ですね。
ともかく、最高裁は、たまにはイイ判断をしてもらいたいものです (-_-)/~~~ピシー!ピシー!