関東大震災から100年経っても嘘ばかり
関東大震災が起きたのは100年前の9月1日ということです。具体的には、大正12年(1923年)9月1日11時58分に、相模湾北西部を震源とするマグニチュード7.9と推定される関東大地震が発生し、10万人以上の方が亡くなられるとともに、東京や横浜では6割の家屋が破損し、多くの住民が家族と住居を失ったということです。
この時に亡くなった人々の中には、震災ではなく、軍、警察そして民衆によって殺害された人々がいたことが、歴史的な事実です。このことについて、現政権の松野博一官房長官の記者会見の言葉が朝日新聞の2023年9月10日の社説で批判されております。
歴代の政権は、あったこと(都合の悪い史実)を無かったことにする歴史修正主義にどっぷり浸かってきましたが、現政権も何も変わらず全く同じです。これでは、ネットの中で流言飛語を言いふらすネトウヨと同じです。
歴史を学ぶというのは、あった事実をそのまま事実として認めて、不都合な事実に目を背けることなく大いに反省をして、今後の対応や対策に生かすというのが「科学的」な姿勢であろうと思います。しかし、全くそのような謙虚さが現政権にも見えません。
早い話が、政権の言うことの信頼性、信ぴょう性に疑いを持つと、政権は大衆からそっぽを向かれ早晩崩壊することになると思います。
近未来に南海トラフなどの大地震が来ることは確実な話ですが、その時にこのような人災を起こさないようするためにも、しっかりと真実が見える目を持つ必要があろうかと思います。