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この期に及んでこのような談話の発表は許し難い!!

袴田事件の検察側控訴断念のニュースが入ってきました。無罪が確定して本当に良かったと思う反面、当然のこととして、このような冤罪事件が起きないよう、また誤った判決がなされたら、速やかに審理が行われるよう、再審制度の改革も必要と思います。

毎日新聞 「捏造断じたことは強い不満」検事総長の談話全文 袴田事件控訴断念
https://mainichi.jp/articles/20241008/k00/00m/040/258000c

このような状況の中、今回の畝本直美検事総長の控訴断念の談話の内容があまりにもひどいです。
次の通りです。 

本判決は、消失するはずの赤みが残っていたということは、「5点の衣類」が捜査機関のねつ造であると断定した上、検察官もそれを承知で関与していたことを示唆していますが、何ら具体的な証拠や根拠が示されていません。それどころか、理由中で判示された事実には、客観的に明らかな時系列や証拠
関係とは明白に矛盾する内容も含まれている上、推論の過程には、論理則・経験則に反する部分が多々あり、本判決が「5点の衣類」を捜査機関のねつ造と断じたことには強い不満を抱かざるを得ません。・・・といった不満談話を出す検事総長とは一体どんな人でしょう。

誤った事件捜査(でっちあげ)についての、真摯な反省がなければ、警察や検察の権力犯罪がまた起きてしまうでしょう。今なお、例えば、大河原化工機の事件なども起きています。そして、また、それを裁く判事の人権感覚の無さが、権力犯罪を見過ごすことになるのでしょう。そもそも、最高裁がとてもおかしいもんね!!