わかりやすいトリチウム排出問題の解説記事
トリチウムの海洋排出についての、わかりやすい解説記事がありました。東京海洋大学 准教授の勝川俊雄先生(海の幸を未来に残す会 理事)によるものです。未だご覧になっていない方は、お読みください。
YAHOO! JAPAN ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/katsukawatoshio/20210420-00233484/
しかし、記事の最後の方の、「他の核種も混じっているのではないか」の解説「・・・東電のデータを見る限り、トリチウム以外の核種の除去には問題がなさそうです。技術的にも十分可能だと思われます。・・・東電が他の核種をこっそり排出するとは考えづらいです。」)については、かなり疑問点があります。本当に、ALPSでトリチウム以外の核種は取り除かれるのかという技術的な問題と、仮にそうだとして、これまでの東電の様々なあり様から、その言を信じることができるのか、という問題です。
そもそも、原発を再稼働することや小型原発を開発することに注力をしている国や東電ほかの電力会社の言い分は、残念ながら、もはや、説得力ナシですよね~(-_-メ)