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出入国在留管理庁 とUNHCRと覚書取り交わしたって!

難民認定制度改善に向けて、2021年7月21日に、出入国在留管理庁はUNHCR=国連難民高等弁務官事務所と覚書を取り交わしたという記事があります。

NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210721/k10013151961000.html

物の本によると、難民の数え方が他国と違うとか、いろいろ言われていますが、難民支援協会(JAR)の以下のチャートがあります。

認定NPO法人 難民支援協会
https://www.refugee.or.jp/refugee/japan_recog/

[認定数2020] ドイツ: 認定数=63,456 / 認定率=41.7%, カナダ: 認定数=19,596 / 認定率=55.2%, フランス: 認定数=18,868 / 認定率=14.6%, 米国: 認定数=18,177 / 認定率=25.7%, 英国: 認定数=9,108 / 認定率=47.6%, 日本: 認定数=47 / 認定率=0.5%,

どう見ても、他国とあまりにも認定比率がかけ離れており、適正な認定が行われているとは信じられません。 これから変わろうと本当に考えたうえで、今回の調印はあるんですかね? 来年以降の推移をみてゆきましょう。