かこさとし展に行きました(^^♪
先日、みんな知っている「だるまちゃんとてんぐちゃん」に会いに、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムに行きました。
ここに、だるまちゃんとてんぐちゃんの絵を載せたいのですが、さすがに著作権の問題がありますので、断念します。
加古里子さんは、東大工学部応用工学科卒の工学博士で、47歳になるまで会社(昭和電工)の研究所にお勤めしながら、並行してずっと絵(本)を描かれており、その展示内容から、とても広くて、とても奥深い科学や工学知識、教養を身につけられ、子供たちに対して、とてもやさしく面白い世界観を提供してくれる作家でした。色々なタッチの絵を見事に描き分けており、本当に絵がうまいのです。ナント 600冊の著作があるそうです。いやあ、晩年の5mに及ぶ「宇宙進化地球生命変遷放散総合図譜(通称「生命図譜」)などは、もはや、一人の人が書くのは殆ど無理な超人的な科学者という印象さえ持ちます。92歳で亡くなる(2018年5月)までお仕事をされていたようです。ビデオも拝見しました。
戦争を体験してきたがゆえに、この作家の描く世界は、とてもやさしく深みがありますね。この方の生き方を大いに見習いたいものですが、画才もなければ、知力もない私としては、何年たっても加古里子さんの足元にもおよばないでしょう(笑)。