大学入学共通テスト2024 数学Ⅰ・数学A第2問(1)
続きまして、第2問は三角形の面積を求める問題です。
問題を解くのに少々くたびれてきたので、ChatGPTに問題を入力して、解いてもらいましたが、意外に苦戦しました。(もっとも試験会場でChatGPTを動かすわけにはいきませんが(笑))
最初はどうも面積の計算がうまくいかずに、途方もないグラフを描いてきましたが、次のルールを教えました。これは、例えば、 https://mathwords.net/x1y2hikux2y1 に掲載されています。
そこでChatGPTが出した答えは次の解答(グラフ含む)です。
点Pの動き:
- 0秒から6秒まで、秒速1でx軸上を動き、O(0, 0)からA(6, 0)まで移動。Pの座標はt 秒後に(t,0) となります。
点Qの動き:
- 0秒から3秒まで、秒速2でy軸上をマイナス方向に動き、C(0, 6)からO(0, 0)まで移動。Qの座標は t 秒後に (0,6−2t) となります。
- 3秒から6秒まで、秒速2でy軸上をプラス方向に動き、OからCまで戻る。Qの座標は t 秒後に (0,2t−6) となります。
この情報を基に、三角形PBQの面積を再計算し、グラフを描き直します。1秒後の三角形PBQの面積が9になるように注意して計算を行います。
はい、これで、問題の解答はし易くなりました。
ChatGPTも時々、あらぬ間違いを起こします。ちょうど人間のように。ChatGPTが最初に描いたのは次のようなグラフでした~ありゃ!
「三角形PBQの面積=1/2×PB×Qのy座標」などとChatGPTは信じていたようです。